令和5年4月13日
文書館
担当者: 田川 宇佐美
電話: 0776(33)8890
メール: bunshokan@pref.fukui.lg.jp
紹介: https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp
松平文庫テーマ展44「どうする秀康−逸話でみる結城秀康−」を開催します! 1 会 期 令和5年4月15日(土)〜6月21日(水) ※休館日:毎週月曜、5月25日(木)

2 場 所 福井県文書館閲覧室(観覧無料)

3 趣 旨 
 結城秀康は、徳川家康の次男として生まれながら、11歳で人質として豊臣秀吉の元へ出されます。その後も結城家の養子となるなど政略に翻弄された青年時代を過ごしましたが、関ヶ原の戦い後に越前68万石を与えられ、初代福井藩主として福井発展の礎を築きました。
 本展示では、松平文庫の資料から結城秀康の生涯や事績を紹介するとともに、NHK大河ドラマ「どうする家康」に関連し、結城秀康にまつわる数々の逸話(「どうする?エピソード」)を紹介いたします。

4 主な展示資料 
・「越藩史略 二」
 梯翼章が著した漢文・編年体の福井藩史。1599年(慶長4)9月、徳川家康暗殺騒動の際に、伏見にいた秀康が迅速に対処した逸話を収録。
・「南越雑話 上」
 越前松平家の家中にまつわる逸話集。1600年(慶長5)7月、会津征伐に従軍した秀康が上杉景勝の抑えのために宇都宮在陣を決めた逸話を収録。
・「南越雑話 下」
 関ヶ原の戦い後に、秀康が越前か播磨のどちらを拝領するか、家臣に意見を求めたという逸話を収録。
・「越叟夜話」 
 大道寺友山が著した福井藩三代(秀康・忠直・忠昌)についての物語。秀康が徳川家康・秀忠父子を伏見城に招いて相撲観戦したときの逸話を収録。

5 関連イベント
 ゆるっトーク「どうする秀康−逸話でみる結城秀康−」(仮)
 6月11日(日)16:00〜17:00 県立図書館多目的ホールにて開催予定