| 平成26年12月17日 | |
| 福井県立こども歴史文化館 | |
| 担当者： | 田邉・宮川 |
| 電話： | 0776-21-1500 |
| メール： | koreki@pref.fukui.lg.jp |
| 紹介： | http://info.pref.fukui.jp/koreki/index.html |
原始、人は言葉を口頭で伝えてきました。言葉の記録・伝達を可能にした「文字」は、人類の文明の発達において、もっとも大きな発明といわれます。東洋における文字、漢字の誕生と歴史は、当館の常設展「白川静 漢字ワールド」で紹介している故白川静博士の研究対象でした。
また、今から約140年前に、アメリカのトーマス・エジソンにより、言葉を音として記録する「蓄音機」が発明されます。その後、音楽再生機へと発展し、今日の身近な音楽鑑賞の生活スタイルをつくりあげました。
本展では、「文字」と「蓄音機」の二大発明、その歴史をわかりやすく紹介していきます。とくに「蓄音機」に関しては、株式会社オーディオテクニカより寄贈されたコレクションの全容を初めて披露いたします。
１ 会 期 平成26年12月20日(土)〜平成27年3月1日(日)
＜休館日：毎週月曜日、年末年始（12月29日〜1月3日）、祝日の翌日※1月12日は開館し、13日は休館します。＞
２ 会 場 福井県立こども歴史文化館 ２階どきどきルーム、３階特集ひろば
〒910-0853福井市城東1-18-21 電話：0776-21-1500
３ 開館時間 午前９時から午後５時まで(入館は４時半まで)
４ 観 覧 料 無 料
５ 展示構成およびおもな展示物
(１)文字の発明
世界のさまざまな文字の発生と、漢字の成立について紹介します。また、日本に漢字が伝わり、ひらがな・カタカナができるまでの変遷を追いかけます。
文字が記された甲骨・青銅器・銅鏡・墨書土器などを展示します。さらに、白川文字学について紹介します。
(２)蓄音機の発明
平成26年3月に株式会社オーディオテクニカより福井県に寄贈された蓄音機コレクションの全容を紹介しながら、蓄音機の歴史をたどります。「蓄音機の王者」と称されるクレデンザも展示します。
そして、蓄音機の仕組みを詳しく知るために、内部が見えるカットモデルや音を増幅するサウンドボックスの拡大モデル、レコードやレコード針を展示します。
６ 関連イベント
・ミニコンサート
会期中随時(約10分程度)
SPレコードの音色を、およそ100年前につくられた蓄音機で演奏します。どなた
でも参加できます。
・ミッチー先生のゆかいな漢字教室
１２月２３日(火・祝)、１月１２日(月・祝)、
２月１１日(水・祝)、３月１日(日) 各日14：00〜
ミッチー先生の歌で楽しく漢字を覚えます。教室が始まるまでは漢字を使った
ゲームにチャレンジします。
・くどう博士の手づくり科学おもちゃ教室
１２月２７日(土) 14：00〜 「うなり板をつくろう！」
１月３１日(土) 14：00〜 「ウグイス笛をつくろう！」
２月２８日(土) 14：00〜 「がりがりつめトンボをつくろう！」
音と振動をテーマとする手づくりの科学おもちゃをくどう博士とつくります。
・蓄音機コンサート 〜これきでメリークリスマス編〜 (こども向け)
１２月２５日(木) 11：00〜、14：00〜(各回約30分ずつ)
こどもたちにも親しみあるクリスマスソングを蓄音機で演奏し、蓄音機にあわせて歌います。そして、蓄音機を使って実験を行います。どなたでも参加できます。
・蓄音機コンサート 〜子どもの歌とラジオ体操編〜 (こども向け)
１月２４日(土) 11：00〜、14：00〜(各回約30分ずつ)
こどもたちにも親しみある童謡などを蓄音機で演奏します。さらに、蓄音機でラジオ体操や、蓄音機を使った実験をします。どなたでも参加できます。
・大人のための館長講座「白川東洋学」
２月１日(日) 14：00〜16：00
常設展「白川静漢字ワールド」で紹介している、白川静博士の研究についてお話します。福井ライフアカデミー連携の18歳以上の方を対象とする講座です。
・蓄音機コンサート 〜なつかしの名曲編〜 (おとな向け)
２月１５日(日) 14：00〜(約1時間)
昔懐かしい曲を中心にした、大人の方を対象とするSPレコードコンサートです。
どなたでも参加できます。
７ 連携イベント
・えほんとかみしばいの会
１月１７日(土) 15：00〜 会場：福井県立図書館、対象：２歳以上
福井県立図書館で開催される、音についての絵本を楽しむ30分です。