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現代の若狭の仏師・村岡如伸(じょしん)氏による十一面観音立像を期間限定で公開!

平成29年7月19日  若狭歴史博物館では、8月5日(土)から11月5日(日)までの期間限定で、小浜在住の仏師・村岡如伸氏作の十一面観音立像を公開いたしますので、お知らせします。

                  記

1 展示作品 木造 十一面観音立像  1躯

2 展示場所 若狭歴史博物館 常設展示室1「若狭のみほとけ」内

3 公開期間 平成29年8月5日(土)〜11月5日(日)
         ※会期中休館日:9月11日(月)、9月25日(月)
                 9月29日(金)、10月30日(月)  
4 開館時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

5 観 覧 料 一般・大学生 300円(20名以上の団体 240円)
       高校生以下・満70歳以上・障害者手帳等をお持ちの方 無料
       家庭の日(第3日曜日) 無料
       
5 展示作品の特色
        京都の仏所で仏像彫刻を修業した小浜市在住の仏師・村岡如伸氏
       が平成九年に制作した二尺半(77cm)の十一面観音菩薩立像で
       す。村岡氏は、これまでにも数々の仏像を制作したほか、仏像彫刻
       の指導も行っています。また、盗難にあった地域の仏像の再興や修
       復にも関わっています。
        本像は、滋賀県長浜市の渡岸寺の国宝・十一面観音立像(9世紀)
       の小型の写しで、平安時代初期の仏像の特色を学んだ現代の作品で 
       す。大きめの十一面(うち二面は脇面。頂上仏は菩薩面)も丁寧に
       彫り出され、像の存在感を際立たせています。膝から下にかけての
       衣は平安時代初期にみられる翻波文、両腕から足元にかかる天衣の
       裾にはハート形の古様の文様、肩から腹にかかる条帛は薄い平安時
       代初期風で、肩を引き気味に腹を出し、腰を反らせる姿が美しい像
       です。
        若狭には平安時代の仏像が多く伝来していますが、現代の像と比
       較することで、新たな仏像の解釈ができるのではないでしょうか。
印刷用 印刷用ページ 添付資料 連絡先
若狭歴史博物館
担当者: 有馬香織
電話: 0770-56-0525
メール: w-rekisi@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://wakahaku.pref.fukui.lg.jp/
記事ID: 0e9f8X1499660236dd

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