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脊椎疾患治療 体に負担が少ない内視鏡下手術が進む

平成29年7月6日  脊椎疾患に対する内視鏡下手術の適応が拡大し、腰椎椎間板ヘルニアから腰部脊椎管狭窄症、腰椎すべり症、さらには頚椎疾患にも拡大・応用されるようになってきています。
 これにより、従来は、2週間ほどの入院が必要だった腰椎椎間板ヘルニア手術も術後1週間以内で退院できるようになってきています。
 これは、傷口が2センチ程度と従来の手術より半分以下となったこと、痛みが少ないこと、筋肉への影響も少ないことにより、早く回復するようになったことによるものです。
 そのため、日常生活や職場への復帰も早期に行えるようになりました。
 従来の手術方法が難しい高齢者であっても、内視鏡下手術が可能な患者も多くいると思われます。また、若い方であっても、早期の職場復帰が可能となっています。
 福井県立病院の上田康博医長(整形外科)は、県内で唯一の技術認定医であり、これまでの脊椎内視鏡下の手術件数は600件を超えています。




内視鏡下手術の特徴(腰椎椎間板ヘルニアの場合)

          内視鏡下手術      従来法(Love法)
傷口       約2センチメートル   約5-7センチメートル
術後の疼痛    少ない         鎮痛剤が必要
術後の入院期間  5-7日程度        10-14日程度
職場復帰     3-4週間程度       6-8週間程度



(参考)日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医制度

 脊椎内視鏡下手術は、限られた視野のなかで、手術器具の操作を行うため、高い技術が必要です。そのため、学会が技術を認定する制度を設けています。
 県立病院 上田医師は、2010年に技術認定医を取得。現在、県内唯一です。
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福井県立病院
担当者: 経営管理課 丹後、吉田
代表(内線): 0776-54-5151(内線2047または2051)
メール: kenbyo@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://fph.pref.fukui.lg.jp/
記事ID: 4Wf9101498728484Ra

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