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「明治大学・福井県連携講座」を開催しました!

平成27年11月24日  11月22日(日)、明治大学駿河台キャンパスにおいて「幕末維新 新生日本の礎を築いた福井ゆかりの偉人達」をテーマに「明治大学・福井県連携講座」を開催しました。
 本講座は、明治大学の創立者の一人、矢代操(やしろ みさお)氏が福井の鯖江藩出身という縁で始まったもので、今回で8回目の開催となります。
 会場には約250人の歴史愛好者らが参加し、参加者は由利公正や松平春嶽等の幕末から明治維新期の福井県ゆかりの偉人の功績や魅力などを学びました。
 講座の概要等は次のとおりです。

1 日 時  平成27年11月22日(日)13:00〜15:45

2 会 場 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1階リバティホール

3 テーマ「幕末維新 新生日本の礎を築いた福井ゆかりの偉人達」

4 講座概要

 (1)基調講演「幕末維新における福井藩」
    講師 山村 竜也氏(歴史作家・時代考証家)
  
  <内 容>  
   ・松平春嶽は11歳で福井藩主となった幕末の四賢侯の一人
   ・春嶽は身分を問わない人材登用を行い、橋本左内、中根雪江、三岡八郎
    (後の由利公正)などを登用
   ・春嶽は13代将軍家定の継嗣問題の際、一橋慶喜(後の徳川慶喜)を推す
    「一橋派」の後援者となった。
   ・倒幕派でも佐幕派でもない公武合体派の思想は福井藩でなければ生まれな
    かった。福井藩が明治維新の中心にあったなら、歴史は異なるものになっ
    ていたに違いない。

 (2)基調講演「由利公正こそ明治維新の功労者」
     講師 加来 耕三氏(歴史家・作家)

  <内 容>  
     ・由利公正が福井藩の財政を立ち直した実績により明治新政府の財政担当に
    抜擢されたエピソードや廃藩置県後の初代東京府知事として、現在の銀座
    の原形を整備したエピソードなどを紹介。
   ・幕末維新をテーマにした大河ドラマで薩長側や幕府側から描いたものは既
    にあるが、中立から描いたものはなく、福井藩を題材にすることはあり得
    る。
   ・財政面から明治維新を俯瞰すると、由利が中心的な存在として見えてく
    る。
   ・由利は父親から「藩に対して何が出来るのか」を問われ、武士の存在価値
    について考え続けた。その結果、由利の考え方の基本には、為政者がいか
    に公の役に立つか(領民・藩の役に立つか)その為に何を為すべきかがあ
    り、終始一貫していた。「五箇条の御誓文」の原案となった「議事之体大
    意」は国家のためではなく庶民のために作成された。
   ・基本方針(「五箇条の御誓文」)を掲げ、信頼を得、財源を作る(「太政
    官札」の発行)という由利財政がなければ、明治維新は成功しなかったで
    あろう。
   ・平成30年の大河ドラマには、福井藩の柱の一人であった由利公正が相応
    しい。

 (3)パネルディスカッション
    ・山村 竜也氏
    ・加来 耕三氏
    ・落合 弘樹氏(明治大学文学部教授)

   <内容>
   大河ドラマの意義、坂本龍馬と福井藩との関係、政事総裁職としての春嶽に
   ついてディスカッション 

  ※ご希望があれば講座の写真データをお渡しできますので、お申し出くださ
   い。 
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記事ID: 53K3a41448101525Kf

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