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脳梗塞患者に対する血栓除去術で回復する患者さんが増加

平成30年3月27日  福井県では、年間約2,000人が脳血管障害(脳卒中)を発症し、その約60%を脳血管が詰まる脳梗塞が占めています。

 急性期の脳梗塞患者に対する治療は、これまではtPAという血栓溶解剤の投与による治療が主でした。
 近年、血管カテーテルの器具が開発・改良され、より短時間で、より安全に血流を再開する「急性期血栓除去術」が可能となりました。

 脳梗塞により神経細胞が死滅する前に血流を再開させると、施術直後から、意識・会話・麻痺の劇的な改善が見られます。
 県立病院では、平成28年からこの治療方法を導入し、30人を治療。その6割が元の生活に戻ることができました。

 脳梗塞の治療は、いかに早く治療を受け、血流を再開できるかがカギとなります。
 県立病院は、365日24時間いつでも施術可能な態勢を整えていますが、治療時間までの時間短縮には、患者さんまたは患者さんまたは家族の方が、病気に早く気付き、早く病院に向かうことがなにより重要です。
 合言葉は、「顔(が曲がる)・腕(上がらない)・言葉(が出ない)で、すぐ受診」です。
 症状がはっきりせず脳卒中かどうかわからない時でも躊躇しないことが大切です。
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福井県立病院
担当者: 経営管理課 吉田
代表(内線): 0776-54-5151(内線2047)
メール: kenbyo@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://fph.pref.fukui.lg.jp/
記事ID: 7Te9381521695658e2

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