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企画展「平井聖・スケッチの世界」を開催します。

平成28年1月14日 　平井聖氏が描いた、スケッチの展示会を開催します。平井氏は、日本建築史、特に住宅史の研究者であり、国の文化財建造物や伝統的町並の保存活用事業に取り組むほか、一乗谷朝倉氏遺跡の整備をはじめとする、日本各地の史跡の保存整備事業にも取り組んできました。
　本展では、建築時代考証のため描かれた江戸城の図面など、平井氏の研究テーマである建築史の資料のほか、おとずれた町で描いた町並、建物のスケッチを展示し、平井氏の業績と、人柄を紹介します。
　また、東京工業大学大学院時代、平井氏から指導を受けた、ふくいの建築史研究者、吉田純一氏についてもあわせて紹介します。

１　会　　期  
　　　　平成28年1月16日(土)〜平成28年5月15日(日)
　　　　＜会期中休館日：1月18、25日、2月1、8、12、15、22、29日、
　　　　3月7日、12〜25日、4月11、18、25、27、28日、5月6、9日＞

２　会　　場　 
　　　　福井県立こども歴史文化館　3階　達人のひろば
　　　　〒910-0853　福井市城東1丁目18-21　電話：0776-21-1500

３　開館時間　 午前9時から午後5時まで（入館は午後4時30分まで）

４　観 覧 料　 無　 料

平井聖氏
　1929年(昭和4)東京都生まれ。1952年(昭和27)東京工業大学建築学科卒業。
　東京工業大学名誉教授。昭和女子大学特任教授。
　日本建築史、特に住宅史が専門。1988年(昭和63)〜2000年(平成12)、国の文化財保護審議会委員等をつとめ、文化財建造物や伝統的町並の保存活用事業に貢献。
　地方自治体の史跡の保存整備事業でも多数貢献し、姫路城や熊本城など全国の城跡・城郭の保存や復元事業を指導、一乗谷朝倉氏遺跡の整備にもかかわる。
　また、50年にわたってNHK大河ドラマの時代(建築)考証を担当する。
　元福井県文化財保護審議会委員、元福井県立歴史博物館長。
　2009年(平成21)瑞宝中綬章。2015年(平成27)日本建築学会大賞受賞。


吉田純一氏
　1948年(昭和23)福井県あわら市生まれ。福井工業大学建築土木工学科教授。　
　1971年(昭和46)福井大学建築学科卒業後、東京工業大学大学院で平井聖氏に師事。日本近世建築史の研究を専門とし、福井城や丸岡城などの城郭研究や、県内の寺社や茅葺の民家、町屋などの調査研究を行っている。
　1991年(平成3)、松平家ゆかりの瑞源寺(福井市足羽)に、福井城の本丸御殿が移築されていることを発見した。
　2006年(平成18)から取り組んでいる、「小原ECOプロジェクト」(勝山市小原集落の再生・活性化事業)が、今年1月、ふるさとづくり大賞・内閣総理大臣賞(総務省)を受賞。

※なお、初日1月16日（土）平井、吉田両氏が展示会場に来場予定です。 印刷用 印刷用ページ 関連情報 連絡先
こども歴史文化館
担当者： 宮川、奥田
電話： 0776-21-1500
メール： koreki@pref.fukui.lg.jp
紹介： http://info.pref.fukui.jp/koreki/index.html
記事ID: H59f74145233590314

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年月： 2016年1月
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