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報道発表資料

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ふるさと文学館で、東日本大震災やコロナ禍などを特集した展覧会を開催します!

令和3年2月9日  東日本大震災は2011年3月11日に発生し、東北地方の沿岸部を中心として広範囲に甚大な被害をもたらしました。本年は震災より10年を迎えます。
 このたび、当館では全国文学館協議会共同展示の一環として、東日本大震災や福井地震(1948年)、コロナ禍など災禍をテーマにした特集展示を開催します。かつて災害に対峙した記憶は月日とともにうすれていきます。しかし、風化しつつある記憶や感情は文学作品に鮮明に残っています。
 本展では、災害をテーマにした作品を揮毫した肉筆資料や貴重書を交え、作品に込められた思いを紹介します。
 新型コロナウィルスの感染状況に応じ、予防対策を十分に講じて行いますので、県民の皆様への広報にご協力ください。      


                   記

1.タイトル  全国文学館協議会共同展示「3.11文学館からのメッセージ」
      〜東日本大震災から10年、福井地震から73年、災害をみつめる〜

2.会  期   2021年2月13日(土)〜3月21日(日)
        *休館日は、毎週月曜日、2月24日(水)、2月25日(木)

3.会  場  福井県ふるさと文学館(福井市下馬町51−11)


4.主催協力等 主催:福井県ふるさと文学館 
        特別協力:公益財団法人日本近代文学館

5.内  容

(1)東日本大震災を描いた文学
  釜石市の俳人照井翠氏や、文化功労者岡野弘彦氏が東日本大震災を詠った作品 
  を展示。また、福井ゆかりの俵万智氏や津村節子氏の作品も紹介します。
  
 
(2)福井地震と復興を描いた文学
  多田裕計や中野重治が福井地震を描いた作品や、吉田正俊や有明夏夫が復興を
  題材にした作品を紹介します。


(3)感染症を描いた文学
  山崎光夫氏がペスト菌を発見した北里柴三郎を描いた評伝『ドンネルの男』
  や俵万智氏がコロナ禍を詠った作品などを紹介。
  

〈みどころ〉
 現代を代表する歌人・俳人・詩人たちが揮毫した肉筆資料
 ・岡野弘彦氏(歌人)掛軸「身にせまる津波つぶさに告ぐる声みだれざるまゝ
  をとめかへらず」
 ・照井翠氏(俳人)掛軸「喪へばうしなふほどに降る雪よ他」
 ・白石かずこ氏(詩人)紙本「海 陸 影」
 ・有明夏夫『俺たちの行進曲』関連資料
 ・俵万智氏(歌人)色紙「感染者二桁に減り良いほうのニュースにカウントされ
  る人たち」
 ・「越前国主記」*アマビコが掲載されています  他 
  
6.その他展示(会場:福井県ふるさと文学館)

(1)群馬県立土屋文明記念文学館移動展
   「文学者の書〜筆にに込められた思い〜」
    日 時:2021年1月29日(金)〜3月24日(水)
    内 容:土屋文明や与謝野晶子など38人の文学者の書を解説したパネル25
        枚を展示します。
  
(2)特集展示 冬の味わい
    日 時:2021年1月26日(火)〜3月24日(水)
    内 容:越前がにや水ようかんなど、福井の冬の味覚を取り上げた文学
        作品を紹介します。      

(3)2.43清陰高校男子バレー部紹介展示
    日 時:2021年1月26日(火)〜2月23日(火・祝)
    内 容:アニメ放送が始まった、福井が舞台のバレー小説「2.43」
        の原作を紹介します。    他

        
印刷用 印刷用ページ 添付資料 連絡先
福井県ふるさと文学館 
担当者: 小林 岩田
電話: 0776-33-8866
メール: bungakukan@pref.fukui.lg.jp
紹介: https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/
記事ID: e25cLT1611894073Nd

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