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幕末明治福井150年博事業「速報展!漱石のはがき〜100年ぶりの大発見〜」を開催します。

平成30年5月25日  この度、県立こども歴史文化館では、明治時代を代表する文豪・ 夏目漱石(1867-1916年)自筆のはがき3通を含む、当時のヨーロッパ留学生たちのはがき194通を発見しました。夏目漱石の自筆のはがきは、ふくい出身の国文学者・芳賀矢一(1867-1927年)とドイツ文学者・藤代禎輔(1868-1927年)にあてたものです。
 夏目、芳賀、藤代は東京帝国大学の学友で、ともに1900年(明治33)、文部省留学生に選ばれ、同じ船でヨーロッパに渡り、夏目はイギリスへ、芳賀と藤代はドイツに留学しました。
 今回は、これら3人のほかに同時に発見した当時のヨーロッパ留学生の絵はがき群を速報展示します。


1 会  期   平成30年5月26日(土)〜6月24日(日) 
            <休館:5月28日、6月4,5,6,11,18日>

2 会  場  福井県立こども歴史文化館  2階 先人のひろば
             〒910-0853 福井市城東1-18-21 電話 0776-21-1500

3 開館時間  午前9時から午後5時まで(ただし入館は4時半まで)

4 観 覧 料  無  料

5 書簡の人物について

(1)芳賀矢一 1867年(慶応3)-1927年(昭和2)
 国文学者。福井城下佐佳枝上町(浜町)生まれ。浜町の川口小学校に在籍中、   
 1874年(明治7)に新潟へ移住。東京帝大卒業後、東京帝大教授、國學院大学長、
 国定教科書の編纂委員長などを歴任。
 子どもにわかりやすい話し言葉のままの仮名遣い(現代仮名遣い)を教科書に
 用いるよう主張し、歴史的仮名遣いを用いるよう主張した森鴎外らと論争(言文
 一致の主義)
 著書は、『国文学読本』(立花銑三郎と共編1890年(明治23))、『国文学史十講』
 冨山房1899年(明治32)、『国民性十論』冨山房1907年(明治40)など多数

(2)藤代禎輔(号・素人) 1868年(慶応4)-1927年(昭和2)
 ドイツ文学者。下総検見川(千葉県)生まれ。東京帝大卒。京都帝大教授。
 京都帝大初代文学部長。ドイツ文学研究の草分けのひとり。
 号は素人(そじん)。著作に「猫文士気 (きえん)録」「草露集」など

(3)夏目漱石(本名・金之助) 1867年(慶応3)-1916年(大正5)
 小説家。英文学者。江戸牛込馬場下横町(東京都新宿区牛込喜久井町)生まれ。
 英文学者として東京帝大などで教鞭をとったのち、「吾輩は猫である」が好評を
 得て、東京朝日新聞社に専属作家としてむかえられる。
印刷用 印刷用ページ 添付資料 連絡先
こども歴史文化館
担当者: 宮川・奥田
電話: 0776-21-1500
メール: koreki@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://info.pref.fukui.jp/koreki/
記事ID: fcbP1c152213044245

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