eマガふくい（福井県メールマガジン）

くらしのトラブル情報【バックナンバー】


主題：	「お試し」「１回だけ」のつもりが定期購入に！？
配信日時：	2018年10月18日 13時00分

　最近、ＳＮＳの広告を見て、「お試し価格」などと表記された健康食品や化粧品などを購入した消費者から、「１か月後にまた同じ商品が届いたので、業者に確認したところ、数か月の定期購入が条件になっていた」という相談が多数寄せられています。
　定期購入をめぐっては、事業者側としては「定期購入」が条件の販売であり、一方、消費者側としては「お試し」「１回だけ」という認識であり、両者の間にギャップがあることから、トラブルとなっています。
　商品の広告では、消費者にとって有利な情報が強調される一方、消費者にとって不利な情報については、小さい文字で表示されるなど、わかりにくい表示になっていることがあります。
　また、消費者側も、「１回だけ」と思い込んで、契約内容や解約条件を十分に確認していないことが多くあります。
　通信販売には、クーリング・オフ制度がありませんので、一方的に解約を求めることはできません。購入するときは、契約条件、解約条件をしっかり確認しましょう。
情報提供：福井県消費生活センター
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