eマガふくい（福井県メールマガジン）

くらしのトラブル情報【バックナンバー】


主題：	改元に便乗した消費者トラブル
配信日時：	2019年04月09日 15時00分

　平成も残りわずかとなりました。５月１日に「令和」に改元されますが、それに便乗した消費者トラブルが全国的に発生しています。
①皇室に関するアルバムやカレンダー等の電話勧誘販売
　「『天皇陛下が御退位されるので、アルバムを作りました。購入しませんか』と電話がかかってきた。記念になると思って承諾したが、高額なのでキャンセルしたい。」
　このように皇室に関するグッズや掛け軸、つぼ等の購入を勧める電話がかかってきても、必要でなければ「いりません」ときっぱり断りましょう。もし、断りきれずに購入してしまったとしても、法律で定められた書面を受け取ってから８日以内であれば、クーリング・オフができます。
②改元に伴う銀行法改正をうたった口座情報等の詐取
　「『改元に伴う銀行法改正によるキャッシュカードの変更について』という文書が届いたので、添付されていた申込書に暗証番号等の個人情報を記入し、キャッシュカードと一緒に返信用封筒に入れて送ったが、新しいキャッシュカードが送られてこない。」
　改元が理由で銀行法は改正されていません。また、全国銀行協会等の団体、金融機関がキャッシュカードの送付を求めたり、暗証番号を尋ねたりすることはありません。このような書類が届いたら、金融機関にご確認ください。
　迷ったときや困ったときは、消費生活センターへご相談ください。
情報提供：福井県消費生活センター
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