平成30年3月23日 |
交通まちづくり課 |
担当者: |
堤、酒井 |
電話: |
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代表(内線): |
0776-21-1111(2432) |
メール: |
kotsuka@pref.fukui.lg.jp |
松平春嶽公が日本で初めて乗った自転車を復元しました
県では、クルマに頼り過ぎない社会づくりを進めるため、自転車の利用促進に取り組んでいます。
このたび、松平春嶽公が日本で初めて乗ったとされる自転車「ビラスビイデ独行車」を復元しました。
ついては、明日(24日)に開催する福井城山里口御門完成式典で、復元した自転車を披露しますのでお知らせします。
記
1 日時 :平成30年3月24日(土)15:00〜18:00頃
2 場所 :福井市中央公園(福井城山里口御門完成式典会場)
3 その他:平成30年3月26日(月)から県庁1階ホールで展示します
○参考
第16代福井藩主 松平春嶽公の日常を記した「御用日記」には、1862年2月6日、江戸霊岸島の藩邸にて春嶽公が「ビラスビイデ独行車」に乗ったと書かれています。
「ビラスビイデ」はフランス語で「速い乗り物」を意味する「ベロシピード」がなまったものとされており、組み立てられてすぐに乗っていることから、二輪車に比べて乗りやすい三輪の自転車だったのではないかと考えられます。
復元にあたっては、みくに龍翔館に所蔵されていた1850年代の自転車の車輪などの資料を参考にしました。この資料は福井藩の御用廻船問屋を営んでいた方の子孫から寄贈されたものです。
福井県と自転車の歴史的な関係をアピールすることにより、自転車に興味をもっていただくきっかけとし、利用促進につなげます。