平成30年10月5日
若狭歴史博物館
担当者: 窪田裕美
電話: 0770-56-0525
メール: w-rekisi@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://wakahaku.pref.fukui.lg.jp/
松福寺所蔵の聖観音菩薩立像を期間限定で公開します!  若狭歴史博物館では、10月13日(土)から11月18日(日)までの期間限定で、松福寺(小浜市新小松原)所蔵の聖観音菩薩立像を公開いたしますので、お知らせします。

                  記

1 展示作品 【小浜市指定文化財】木造 聖観音菩薩立像 1躯
        (松福寺所蔵、10世紀後半〜11世紀前半)

2 展示場所 若狭歴史博物館 常設展示室1「若狭のみほとけ」内

3 公開期間 平成30年10月13日(土)〜11月18日(日)
       会期中休館日:10月15日(月)・22日(月)・29日(月)
                            11月5日(月)・12日(月)     

4 展示時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

5 観 覧 料 一般・大学生 300円(20名以上の団体 240円)
       高校生以下・満70歳以上・
       障害者手帳等をお持ちの方とその介護者(原則1名) 無料
       家庭の日(第3日曜日) 無料
       ※特別展を観覧される際は、別途有料となります。       

6 展示作品の特色
       若狭歴史博物館では、若狭地域の仏像を広く紹介するため、定期的
       に仏像の展示替えを行っています。今回は、松福寺(小浜市新小松
       原)の木造聖観音菩薩立像を期間限定で公開します。
       本像は、観音堂の本尊として安置されています。頭部には筒形の大
       きな宝冠をかぶり、右膝を軽く曲げ、腰を左にひねって蓮華座上に
       立つ姿です。左腕はひじを曲げて胸前で蓮華を執り、右腕は下にお
       ろしています。
       像高は99.6cm、ヒノキの一木造で、内刳りは行われていません。量
       感のある体つきや衣文の彫法は古さを感じさせますが、下ぶくれの
       顔に起伏の少ない目鼻立ちなどから、制作は平安時代後期(10世紀
       後半〜11世紀前半)と考えられます。
       秘仏であり、御開帳時以外の公開は行われていませんが、今回、お
       寺の御協力のもと特別に公開いたします。