令和3年10月6日
水産試験場
担当者: 河野
代表(内線): 0770-26-1331
メール: suisi@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.fklab.fukui.fukui.jp/ss/
最新鋭の自律型海中ドローン(AUV)による越前がに資源調査の実証実験結果について(速報)  9月28日から30日にかけて、若狭湾で共同実施した自律型海中ドローン(AUV)
による越前がに資源調査の実証実験について、結果の速報をお知らせします。
 今後、詳細な解析を行い、来年3月までに漁業者向け報告会を開催する予定です。

 
                 記

1.調査海域 
 越前岬の北西沖約15kmのズワイガニ保護礁周辺(水深250m)

2.事業実施者
    代 表 者  いであ株式会社
    共同提案者  福井県水産試験場
           東京大学生産技術研究所
           九州工業大学社会ロボット具現化センター

3.調査結果 
 3日間で3回延べ約10時間の潜航を行い、約15,000枚の静止画と4Kビデオカメラ
映像を撮影。AUVの走行距離は約6.2km、撮影面積は約1.3ha。

 観察された主な生物
 ・ズワイガニ、ホッコクアカエビ(甘エビ)、ザコエビ類(ガサエビ)、
  クモヒトデ類

4.参考画像【別添参照】
        ズワイガニ(メス成体)
        ズワイガニ(オス成体)
        保護礁コンクリートブロック
        ズワイガニ(メス未成体)
        隠れている稚ガニと甘エビ
        浮上したAUVを回収する福井丸船員