平成31年2月18日
ふくいオープンイノベーション推進機構(県工業技術センター)
担当者:
新産業創出研究部 松井、帰山
電話:
0776-55-0664
代表(内線):
0776-55-0664(5376)
メール:
echizen-koyou@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://www.fklab.fukui.fukui.jp/kougi/
新幹線などの鉄道車両用照明カバーの素材開発に成功
ふくいオープンイノベーション推進機構(県工業技術センター、ふくい産業支援センターが事務局)が支援する研究開発プロジェクトにおいて、株式会社サカイ・シルクスクリーンは県の補助事業の採択を受け、新幹線などの鉄道車両用照明カバーの材料として、軽くて丈夫な不燃素材(「モエンザ」)の開発に成功しましたので、お知らせします。
この素材は、平成27年の東海道新幹線の列車火災により、車両素材に不燃性が求められるようになったことから開発に着手しました。株式会社サカイ・シルクスクリーン(永平寺町)は、自社のシルクスクリーン印刷技術と開発した複数素材の積層成形技術に、福井大学の材料設計技術および県工業技術センターの成形および評価技術を組み合わせ、新規の不燃素材の開発に成功しました。
平成31年度は、開発した素材を顧客が要求する形状に加工する技術、および量産化に向けた高品質化技術の開発を行い、2020年度の販売を目指します。
つきましては、開発した不燃素材を、「福井ものづくり研究開発成果展」に出展しますので、当日の取材をお願いいたします。
1.開発内容
事業名:県の平成30年度補助事業
「将来のふくいを牽引する技術開発支援事業」
研究テーマ「不燃性の鉄道車両用照明カバーの量産技術開発」
平成30年度〜31年度(2年間)
開発者:株式会社サカイ・シルクスクリーン(代表取締役社長 谷口祥治 氏)
※共同研究者(レシップフォールディングス株式会社、
株式会社八木熊、福井大学、県工業技術センター、
株式会社福井銀行)
概 要:不燃性の鉄道車両用照明カバーを量産するために、軽く丈夫で、加工
しやすく、光を良く通す不燃素材と大型照明カバーの量産加工技術を
開発。
2.福井ものづくり研究開発成果展
日 時:平成31年2月22日(金)10:00〜17:00
23日(土)10:00〜16:00
場 所:アオッサ 1階・アトリウム
説 明:2月23日(土)の11:00〜12:00、
谷口社長が会場で「モエンザ」について説明いたします。
※詳細な内容につきましては、添付資料をご参照いただきますようお願いします。