平成29年4月25日
若狭歴史博物館
担当者: 有馬香織
電話: 0770-56-0525
メール: w-rekisi@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/rekimin/
神明神社(小浜市)の八百比丘尼像を期間限定で公開します!  若狭歴史博物館では、4月28日(金)から5月21日(日)までの期間限定で、神明神社に安置されてきた八百比丘尼像を公開いたしますので、お知らせします。

                  記

1 展示作品 木造 八百比丘尼像  1躯

2 展示場所 福井県立若狭歴史博物館 常設展示室1「若狭のみほとけ」内

3 公開期間 平成29年4月28日(金)〜5月21日(日)
       ※休館日:5月8日(月)      

4 展示時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

5 観 覧 料 一般・大学生 300円(20名以上の団体 240円)
       高校生以下・満70歳以上・障害者手帳等をお持ちの方 無料
       家庭の日(第3日曜日) 無料
       
6 展示作品の特色
       伝説では、八百比丘尼(「はっぴゃくびくに」)は、人魚の肉を食
       したために不老となり、全国をめぐって人々を助ける事業をし、若
       狭へ戻った後は天照皇大神宮と豊受宮(すなわち神明神社)に奉仕
       して、齢八百歳近くまで生きたとされている女性です。
       そのため、八百比丘尼は神明神社と縁が深く、神社境内の八百姫宮
       には八百姫明神として2体の八百比丘尼像(本尊、御前立)が安置
       され、祀られています。本像は、御前立(おんまえだち)にあたる
       1体で、江戸時代、17世紀後半に制作された像と考えられます。
       微笑みかけるような柔和なお顔は17,18歳のように若々しく、
       頭上には白い頭巾を被りますが、衣装は神式風で、右手には願いを
       叶える宝珠、左手には八百比丘尼の伝説を彷彿とさせる白玉椿の枝
       を持つ姿であらわされています。
       一般には公開されておらず、当館での公開は、今回が初めてです。