令和3年7月8日
福井県ふるさと文学館 
担当者: 小林 尾崎
電話: 0776-33-8866
メール: bungakukan@pref.fukui.lg.jp
紹介: https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/
ふるさと文学館 夏季企画展「かこさとしの世界展」を開催します!  加古里子氏は、1926年福井県越前市に生まれ育ちました。『だるまちゃんとてんぐちゃん』、『からすのパンやさん』をはじめとする物語絵本や、『かわ』、『宇宙』などで知られる科学絵本など、その生涯で書き上げた作品は600点以上にのぼります。
 このたび、広島、京都、東京、岩手など各地を巡回した展覧会が福井にやってきます。本展では、加古里子の代表作の他、故郷での思い出を綴った『遊びの四季』自筆原稿(初公開)や、最後の作品となった『みずとはなんじゃ?』の資料など、未来を担う子どものために創作された作品を一堂に集め展示します。
 期間中、講演会など関連イベントを開催します。新型コロナウィルスの感染状況に応じ、予防対策を十分に講じて行いますので、県民の皆様への広報に御協力ください。     
 なお、報道機関向け説明会を7月16日(金)13:00より行いますので、御参加ください。


                   記


1 題 名  かこさとしの世界展 だるまちゃんもからすのパンやさんも大集      
       合!

2 会 期  2021年7月16日(金)〜9月20日(月・祝)
       *休館日は7月19日(月)、8月26日(木)、8月30日(月)、
        9月6日(月)、9月13日(月)

3 会 場  福井県ふるさと文学館(福井市下馬町51−11)

4 内 容
  
(1) 創作の原点、絵本作家として
   故郷での暮らしや戦争体験、子ども会活動(セツルメント)など、絵本作家
   の道を進むきっかけとなった時代から、『だむのおじさんたち』で絵本作家
   としてデビューするまでを紹介します。

(2) だるまちゃんとからすのパンやさん、ひろがる絵本の世界
   「だるまちゃん」シリーズ、『からすのパンやさん』など、子どもたちが興
    味関心を持つ様々な対象を描き込んだ絵本作品と、そこに込められたかこ
    さとしの思想を紹介します。

(3) 美術への想い
   人間が生み出す芸術作品への敬愛を込めた『うつくしい絵』、『すばらしい
   彫刻』を紹介。

(4) 福井とかこさとし
   かこさとしは武生の自然に接する中で豊かな感受性を育み、故郷への強い思
   いを持ち続けました。かこさとしが故郷での暮らしを元に描いた作品を紹
   介。そして生前に手掛けた最後の作品となった『みずとはなんじゃ?』の原
   画を展示します。

 〈展示資料〉 
・『遊びの四季』自筆原稿(全国初公開)
・『みずとはなんじゃ?』原画(県内初公開)
・『地球』下絵
・『からすのそばやさん』原画


5 関連イベント
(1)かみしばい口演会
  「おたまじゃくしの101ちゃん」(作:かこさとし)や「おかあさんのはな
   し」(絵:いわさきちひろ)など紙芝居5作品を口演していただきます。

  日時:2021年7月17日(土)14:45〜15:45
  演者:越前らくひょうしぎの会
  場所:県立図書館多目的ホール
  定員:50名(無料・要予約)

(2)鈴木まもる氏 講演会
  かこさとしの最後の作品『みずとはなんじゃ?』を一緒に作った絵本作家の鈴
  木まもる氏に、絵本制作のエピソードやかこさとしとの思い出、ライフワー
  クの鳥の巣研究などについて語っていただきます。

  日時:2021年8月14日(土)14:00〜16:00(休憩含む)
  講師:鈴木まもる氏(絵本作家・鳥の巣研究家)
  場所:県立図書館多目的ホール
  定員:50名(無料・要予約)

(3)鈴木万里氏 リモート講演会
  かこさとしの作品の魅力と創作のエピソードについて語っていただきます。

  日時:2021年9月5日(日)14:00〜15:30
  講師:鈴木万里氏(かこさとし長女)
  場所:県立図書館多目的ホール
  定員:50名(無料・要予約)

(4)クイズラリー
  展示室にあるクイズを解いて、プレゼントをゲットしよう!会期中、文学館
  カウンターで受付!