平成28年11月22日 |
地域医療課 |
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坂本 |
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西川知事が、全国自治体病院開設者協議会会長として地域医療再生フォーラムに参加、要望活動を実施しました
本日、全国都市会館(東京都千代田区)において、地域医療再生フォーラムが開催されました。会長である西川福井県知事は、あいさつで「医師・看護師不足の解消や消費税制度の改善など様々な課題に対応していく必要があり、不断の経営努力に加え、一致して国の制度やシステムの改善を求めていく」と訴えました。
特に「新専門医制度については、制度の開始は1年間延期されたが、未だ課題が残されている」として、医師の地域偏在が是正され、地域医療が確保される制度となるよう、引き続き働きかけていく決意を述べました。
フォーラムに引き続き、西川知事が総務省の冨樫博之(とがしひろゆき)
総務大臣政務官や厚生労働省の二川一男(ふたがわかずお)事務次官に対し、
・新専門医制度について、制度の実施に当たっては、拙速に進めることなく、
地域に必要な情報を提供し、その意見を十分反映すること
・控除対象外消費税について、診療報酬対応分を超えて医療機関が負担している
仕入税額相当額を還付できる税制上の措置を講じること
・粒子線治療について、有効性や安全性が認められたものを早期保険適用するこ
と
・所要の地方交付税総額を確保すること
などを要望しました。
これらに対し、総務省の冨樫政務官からは、「地域医療の確保のため、地域のニーズを踏まえ、しっかりと財源を確保していく」との発言がありました。
厚生労働省の二川事務次官からは、「新専門医制度については、地域医療に影響を与えることがないよう努めていく」との発言がありました。
全国自治体病院開設者協議会では、地域医療の確保に向け、引き続き政府・与党に働きかけていきます。
(参考)
・全国自治体病院開設者協議会
会長:西川一誠
会員数:643団体
・自治体病院議員連盟
会長:衆議院議員 細田 博之
会員数:126名