平成27年6月19日
福井県工業技術センター
担当者:
企画支援室 後藤、新産業研究部 川邊・松山
電話:
0776-55-0664
メール:
composites@fklab.fukui.fukui.jp
ハンブルグ工科大学教授による複合材料セミナーが開催されます
ふくいCFRP研究開発・技術経営センター(FCC)が、複合材料の製造プロセスに詳しいハンブルグ工科大学のBodo Fiedler教授を招いてセミナーを開催しますのでお知らせします。
FCCは「ふくいを炭素繊維複合材料の一大拠点に」を目標に、県が今年の2月に工業技術センター内に設立した組織です。県が持つ強化繊維束の開繊技術の特許などを活用した炭素繊維複合材料関連の事業化を加速するため、研究開発から製品化に至るまでの諸問題に対して、研究開発のみならず技術経営も含めた支援を行っています。
今回のセミナーはFCCの活動の一つとして、県内の複合材料研究者の技術力向上を図るために開催されるものですので、当日の取材をお願いします。
記
1 日 時 平成27年6月26日(金)13:20〜15:00
2 場 所 福井県工業技術センター
3 参加者 FCCの活動に参画する企業や研究機関など
4 内 容 (1)講演
「INFLUENCE OF PLY THICKNES ON THE FIBRE MATRIX DEBONDING」
(複合材料における繊維/樹脂間の剥離に対する層厚さの影響)
講師:Prof. Bodo Fiedler
(ハンブルグ工科大学 Polymer Composites Institute所長)
解説:京都大学 機械理工学専攻 北条正樹教授
(前日本複合材料学会会長)
(2)質疑応答、ディスカッション
5 備 考 講師 Bodo Fiedler教授 プロフィール
ハンブルグ工科大学にて博士を取得、1999〜2001年に京都大学
北條研究室で研究後、民間企業で航空機製造プロセス開発に携わる。
現在、ハンブルグ工科大学 Polymer Composites Institute所長。
専門は複合材料の製造プロセス、力学的特性評価、ナノ複合材料。