平成26年7月1日
地域農業課
担当者: エコ農業・食料安全グループ 田中、佐藤
電話: 0776-20-0419
代表(内線): 0776-21-1111(内線3061)
メール: chinou@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.pref.fukui.jp/doc/021500/index.html
農作物病害虫発生予察注意報第2号(斑点米カメムシ類の多発生)を発表します  斑点米カメムシ類が、県下全域で平年より多く発生しています。また、水田内
への侵入も平年より早く確認されています。
 水稲の品質に影響する斑点米の発生を防ぐため、下記のとおり、注意報を発表
しましたので、お知らせします。

                  記

1 発生予察注意報発表日
   平成26年7月1日(火)

2 発生予察注意報発表の根拠
(1)6月下旬の水田周辺雑草地でのすくいとり調査(50回振り)で、アカスジ
  カスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメ等が15.7頭と、平年の10.3頭より
  多い発生量となっている。
(2)県下全域で発生量が多く、すでに水田内に侵入している圃場もある。
(3)アカスジカスミカメやアカヒゲホソミドリカスミカメなどの第2世代成虫の
  発生最盛期は、平年並みの7月21〜25日頃と考えられ、早生品種の出穂揃〜
  穂揃期と一致すると予想される。

3 斑点米カメムシ類の防除対策
(1)畦畔や休耕田を除草していない場合は、畦畔等の草刈りを実施する。
  ただし、出穂期頃の草刈りはカメムシ類の水田内への侵入を助長するので行わ
  ない。
(2)穂揃期〜乳熟期(出穂3〜5日後頃)と糊熟初期(出穂10〜14日後頃)の
  2回薬剤散布を行う。
(3)水田内の雑草は、カメムシ類の水田内への侵入を助長するので除草を徹底
  する。
(4)オオムギ跡の雑草地では、斑点米カメムシ類が繁殖しているため、隣接して
  いる水田では、防除を徹底する。

4 連絡先:福井県農業試験場 病害虫防除室  伊達、高岡
               電話番号  0776-54-9315(直通)