平成28年1月21日
福井県立若狭歴史博物館
担当者:
芝田寿朗
電話:
0770-56-0525
メール:
w-rekisi@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/rekimin/
ミニ展「根来とお水送り」を開催します!
県立若狭歴史博物館では、下記のとおり、ミニ展「根来(ねごり)とお水送り」を開催しますのでお知らせします。
記
1展覧会名 ミニ展「根来とお水送り」
2会 場 本館2階 企画展示室
3開催期間 平成28年2月6日(土)〜3月6日(日)28日間
※休館日:2月8日(月)・22日(月)
4開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
5観 覧 料 一般300円
※高校生以下、70歳以上、障害者手帳等をお持ちの方と
その介護者1名 無料
※有料者20名以上の団体は2割引
※常設展示もご覧になれます
※ふるさとの日(2月7日(日))
・家庭の日(2月21日(日))は無料
6概 要
小浜市下根来の鵜の瀬では、古くから3月2日夜に「送水神事」
が行われてきました。この神事は、若狭路に春を告げる行事として
知られ、若狭と奈良の歴史ある関係をよく示しています。若狭から
流れる水は、遠く奈良まで届き、3月12日夜には東大寺二月堂の
「若狭井」からご香水として汲まれる「お水取り」としてあまりに
も有名です。
今回はこの行事が行われる遠敷や根来を中心に、針畑峠までの沿
線の調査記録をはじめ地図や写真とともに、伝説や歴史の一端を示
す資料をあわせて展示し、「日本遺産」に認定された滋賀県へ抜け
る「針畑越え」の沿線を紹介いたします。
7主な展示品
(1) 製塩土器(若狭地域から大量に納められた塩の生産をした土器)
(2) 平城京出土木簡(複製・御食国若狭と奈良との深い関係を示す)
(3) お水取行法記(明治時代の具体的な送水行事の記録)
(4) 地蔵菩薩半跏像(街道の要衝であった上根来の地蔵堂本尊)
(5) 伴大納言絵詞(模写・沿線の新八幡宮にあったという絵巻)
(6) 若狭一宮上棟儀式道具(遠敷大工組合)
(7) 遠敷地域地字図(明治時代・根来道や鰐街道などを記録)
(8) 「京都北山」(昭和42年・京都北山クラブ発行・
最古の針畑峠の登山記録)
(9) 「鯖街道―針畑越え<根来坂>ガイド」
(平成27年・鯖街道歴史研究会発行)
(10) カラー写真パネル(約10点)
平城京・二月堂・お水取り・若狭井・鵜の瀬・神宮寺・
針畑峠・上根来・ござ岩・小浜・遠敷航空写真ほか