平成29年4月4日
福井県立恐竜博物館
担当者:
渡辺
電話:
0779-88-0001
メール:
info@dinosaur.pref.fukui.jp
紹介:
http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
年間の入館者数が2年連続で90万人を突破しました!!
恐竜博物館の平成28年度の入館者数(野外恐竜博物館を含む。)が
901,119人となり、過去最高を記録した昨年度に引き続き、2年連続で90万人を突破しました。
記
1 年度累計入館者数の比較
(年度) (入館者数) (過去最高との比較)
平成28年度 901,119人(※1) △ 30,303人( 3.3%減)
平成27年度 931,422人(※2) − (過去最高)
平成26年度 708,975人(※3) △222,447人
平成25年度 708,329人 △223,093人
平成24年度 541,155人 △390,267人
(※1)901,119人=本館862,034人+野外恐竜博物館39,085人
(※2)931,422人= 〃 897,559人+ 〃 33,863人
(※3)708,975人= 〃 685,347人+ 〃 23,628人
2 要因等
(1)90万人を突破できた要因
ア 北陸新幹線の金沢開業の効果が徐々に薄れる中においても、ゴールデン
ウィーク、夏休み期間は過去最高の入館者数となったこと。
イ 本県で発見された恐竜化石とその発掘現場の国の天然記念物への指定や、
世界初公開となるヘスペロサウルスなどの実物全身骨格の組上げ作業の公開
および展示など、新たな魅力が話題を集めたこと。
ウ 子供たちに人気のティラノサウルス、トリケラトプスを主役とした特別展
「恐竜の大移動」が、特別展の入場者数としては過去最高となる23万7千
人を記録したこと。
エ テレビ、新聞、インターネットなど様々なメディアを通じて、当館の知名
度、認知度が全国各地へと浸透するとともに、海外からのお客様も少しずつ
増えるなど、すそ野が広がったこと。
(2)昨年度を下回った要因
ア 県内の他の観光施設等と同じように、北陸新幹線の金沢開業効果が逓減し
たこと。
イ シルバーウィークを始め秋の行楽シーズンの週末に台風などの荒天日が重
なったこと。また、今年1月中旬から2月にかけての冬期間は、県内はもと
より太平洋側でも週末に降雪があったこと。
ウ シルバーウィークが、一昨年のような大型連休(5連休)ではなく、飛び
石連休となったこと。
3 総括(館長コメント)
平成28年度も、大変多くのお客様にお越しいただき、心から感謝申し上げま
す。
残念ながら過去最高を記録した27年度の入館者数93万人には届きませんで
したが、2年連続して90万人以上のお客様をお迎えすることができたのは、
様々なマスメディアでの報道等やお客様などの口コミのおかげで当館の知名度や
認知度が全国各地へと浸透し、すそ野が広っている証であると、大変嬉しく思っ
ているところです。
本年度は、本県で発見された恐竜化石がこの2月に天然記念物に指定され、現
在も継続して実施している第4次恐竜化石発掘調査にも弾みが付いて、新たな化
石の発見も期待されます。
また、その発掘現場を目の当たりに体感できる野外恐竜博物館は今月29日
(土・祝)から再開するとともに、7月14日(金)からは本年度の特別展「恐竜
の卵〜恐竜誕生に秘められた謎〜」を、国内では初めて恐竜の卵にスポットを当
てた展示として開催します。
今後とも、展示内容の充実はもとより、魅力の更なる向上と情報発信に努め、
引き続き多くのお客様をお迎えし、心から楽しみ、学んでいただける博物館を、
さらには大台の100万人を突破し、「ミリオンミュージアム」を目指してまい
ります。
【参考】お客様の状況
1 どこからお越しになったか(アンケート調査の結果)
(平成28年度) (平成27年度) (平成26年度)
・北海道、東北 1.6% 1.7% 1.2%
・関東 12.8% 12.5% 8.8%
・北信越(本県除く) 10.3% 10.4% 12.0%
・福井県 6.6% 8.6% 10.5%
・東海 23.0% 24.0% 27.2%
・関西 38.9% 35.7% 32.9%
・中国、四国 4.5% 3.0% 3.2%
・九州、沖縄 1.7% 0.9% 1.4%
(注)無回答を除く。
2 海外からのお客様
平成28年度 10,255人
平成27年度 8,287人
(注)確認は団体申込みまたは入館カウンターでのカウント数。