令和3年4月9日
新幹線開業課
担当者:
中出、徳橋、三津谷
電話:
0776-20-0546
メール:
shinkansen-kaigyo@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/shinkansenkaigyo/index.html
ふくいをもっとおもしろくする“ワクワク・ドキドキ”新幹線開業アイデア通信vol.9
県が支援している民間事業者の「新幹線開業“ドキドキ”プラン」の令和2
年度の取組み(前回vol.8で紹介できなかったもの)についてお知らせします。
積極的な取材・発信をお願いします。
1 令和2年度の取組内容紹介(3団体)
(1)美めぐりふくい
事業概要:北陸新幹線開業に向け、6つの福井の美(美観、美技、美食、
美心、美容、美湯)の体験を発信し、観光誘客につなげます。
取組内容:フリーペーパー「UP〜おとな女性のご褒美時間〜」の発刊
ホームページ「美めぐりふくいおとな女性のご褒美たび」開設
https://bimeguri.jp/
問合せ先:美めぐりふくい 電話:090-2030-5225
(2)ふくめし実行委員会
事業概要:北陸新幹線開業に向け、「ふくめし」(県民が選んだ県外の人
に食べてもらいたい福井の味15選)を県内外の方により知って
いただくために、約1分の調理動画を制作し、購入や食べる事
が出来るお店を紹介します。さらに、インターネットを使って
の販売までつなげ、県内外の方に「福井の食」をより深く、よ
り身近に知ってもらうきっかけづくりを行います。
取組内容:YouTube「ふくめしキッチン」放送開始
https://www.youtube.com/channel/UCvAigEMXpyeuM82ejNsT-OA
問合せ先:ふくめし実行委員会 電話:090-8090-7144
(3)ふくいときめき旅くらぶ
事業概要:北陸新幹線開業に向け、学芸員など地元をよく知る専門家に学
びながら、楽しみながら地域の理解を深め、福井をディープに
旅するツアーをサポートする環境を整備します。
取組内容:越前町小曽原ガイドブック「土生土帰の旅」の発行
ホームページ「土環旅(とわたび)」の開設
https://towatabi.com/
問合せ先:ふくいときめき旅くらぶ 電話:090-8097-9315
そ の 他:今回の県の補助事業をきっかけに、ふくいときめき旅くらぶの
活動から派生して、下記のとおり新たな取組が始動することと
なりましたので、合わせてご紹介します。
・4月29日(木・祝)10時に土環舎(とわや)をオープン
《土環舎について》
越前焼の故郷としての歴史が刻まれ、また、良質な陶土を産
出してきた小曽原は土とゆかりの深い地域です。そうした地で
「土」を核として「土環(どかん)プロジェクト」の様々な活
動を行います。
土環プロジェクトは、ふくいときめき旅くらぶ2020年度の活
動を通して、小曽原でのフィールドワークを進めていく中で生
まれました。「土環」=「土(自然・土地・地域文化など広義
)」に焦点をあて、「環(環境、循環、人の環など)」を生み
出すことを目標にしたプロジェクトです。
その活動内容は、大きく分けて次の4つを柱としています。
1越前焼を通して土を見つめ、新たな光を当てる取り組み
2コウノトリが舞い降りる正常な生態系をもつ水田でとれる有
機米をはじめとした農産品や食文化の発信、有機米粉をつか
ったおみやげの研究などを行う(既に進行中)
3土の研究家をはじめ、土にまつわる自然科学や人文科学の専
門家を招いたセミナーなどを実施
4小曽原ウォーキングツアー、ヒーリング草刈り体験などの実
施、また越前町観光の情報発信
こうした活動の拠点として、陶芸村や花みずき温泉にも近く
小曽原の中心に位置する古民家の土蔵で、「土より生まれ、土
に帰るものたち」の集う場としてオープンします。
《土環舎の建物について》
江戸時代に造られた土蔵で、屋根には越前赤瓦が葺かれ、ま
た、土台石には越前青石とも言われる笏谷石が用いられていま
す。ともに、かつて北前船で遠くは蝦夷地(北海道)まで運ば
れ、越前を代表する交易品でした。また、室内の壁は、竹を組
んだところに藁を混ぜた土を塗った粗壁になっており、越前の
農家の土蔵に多いつくりになっています。こうした越前の歴史
を物語り、また赤瓦を乗せた越前らしい景観をつくってきた建
物は、現在、非常に珍しく、歴史的な資料としても保存する意
義のある建物です。
2 “ワクワク・ドキドキ”新幹線開業アイデアコンテストについて
昨年度、北陸新幹線福井・敦賀開業に向けて、民間事業者が自ら実施する
開業効果を高めるプランを募集し、18事業者のプランを採択しました。令
和6年度までの最大5年間、プランの実現に向けて支援します。