トップページに戻る

報道発表資料

トップページ > 報道発表資料トップ

ふるさと文学館秋季企画展「中野重治展」開催のお知らせ

平成28年10月13日  ふるさと文学館では、秋季企画展として、福井県出身の文学者中野重治を取り上げた企画展を開催します。中野重治は1902年、坂井郡高椋村(現坂井市丸岡町)に生まれ、大学進学後はプロレタリア文学の新時代を担いました。言論統制の厳しい社会情勢の中で検挙されますが、困難な時代と向き合いながらも作品を書き続けました。また、戦後には故郷の暮らしを福井の言葉で描いた「梨の花」などを遺しました。本展では、中野重治の故郷への思い、そして、戦中戦後の激動する社会の中で家族とともに歩んだ文学者としての生き方を紹介します。
 また、同時開催として、「文学からくり箱展」を行います。
 福井ゆかりの作家、そして文学に親しむ機会として、県民の皆様への広報活動にご協力をお願いします。
 なお、14日(金)14:00から報道機関向けに中野重治展の内覧会を行いますので、ご参加ください。


                  記

1 タイトル 「中野重治展 ふる里への思い、そして闘い」

2 会  場 福井県ふるさと文学館

3 会  期 平成28年10月15日(土)〜12月18日(日)
       ※休館日…月曜(祝日を除く)、祝日の翌日、10月27日(木)

4 観 覧 料 無料

5 内 覧 会 10月14日(金)14:00〜
        ※ふるさと文学館前にお集まりください

6 展示資料
 (1)中野重治展 約100点
    <主な資料>
    第1章 中野重治と故郷
         中野重治原稿「梨の花」
           〃   「たれか故郷を思わざる」(初公開)
         中野鈴子「自筆遺言」(初公開、今年度寄贈資料)
          
    第2章 文学者中野重治の軌跡
         中野重治日記(初公開部分含む)
         中野重治獄中書簡
         中野重治原稿「小説の書けぬ小説家」  

 (2)文学からくり箱展  9点
    夏目漱石「漂流者」、萩原朔太郎「猫町」、中島敦「山月記」、
    海野十三「月世界探検記」、村上春樹「眠り」、
    高見順「おそろしいものが」、宮沢和史「スピリットオブソング」、
    レイ・ブラッドベリ「アローンランデブー」、
    ジョルジョーニ「テンペスタ」

7 関連イベント
 (1)文学カフェ「中野重治 肉筆原稿と書簡」
     日 時:10月15日(土)10:30〜12:00
     会 場:福井県立図書館研修室
     講 師:林淑美氏(立教大学教授)
     定 員:30名(要申込)
     参加費:250円(飲み物代)

 (2)昭和文学キネマ
     会 場:ふるさと文学館 映像ルーム
     時 間:13:30〜
     定 員:40名(無料・当日先着)
     内 容:
      10月23日(日) 「蟹工船」(原作:小林多喜二)
      11月 6日(日) 「太陽のない街」(原作:徳永直)
         20日(日) アニメ「火垂るの墓」(原作:野坂昭如)
      12月 4日(日) 「真空地帯」(原作:野間宏)
     
印刷用 印刷用ページ 添付資料 連絡先
福井県ふるさと文学館 
担当者: 岩田、尾崎
電話: 0776-33-8866
メール: bungakukan@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.library-archives.pref.fukui.jp/
記事ID: 72cbe814756455827N

一覧 245  件中 141 〜 160 件目

年月: 2016年10月
2016年10月14日 2016年10月13日

←前頁 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 次頁→

〒910-8580 福井県福井市大手3-17-1
電話:0776-20-0220 報道発表資料に関するお問い合わせはこちらまで
各報道資料に関するお問い合わせは連絡先までお願いします

Valid XHTML 1.0! Valid CSS!