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恐竜博物館の研究員が日本古生物学会で表彰されます!!

平成28年6月23日  6月24日(金)に福井県立大学で開催される日本古生物学会2016年年会の総会において、恐竜博物館としては初めて同学会の学術賞を受賞した当館の佐野晋一主任研究員への表彰式が行われますのでお知らせします。


                  記

1 表彰式
(1)日 時  平成28年6月24日(金) 午後4時40分から
(2)場 所  福井県立大学 交流センター講堂

2 学術賞を受賞した研究員
  恐竜博物館 主任研究員 佐野 晋一(さの しんいち、48歳)

3 受賞題目
  「厚歯二枚貝類の分類学的・古生態学的研究」


【参考】
 ○日本古生物学会による表彰
  日本古生物学会は、古生物学界では国内で最も権威のある学会とされており、
 同学会の表彰には、学会賞、学術賞、論文賞、貢献賞、ポスター賞の5種があり
 ます。
  このうち学術賞は、優れた研究成果を挙げた研究者の中から特に優秀な者に奨
 励のために授与されます(毎年1〜3名)。
  1960年からこれまでに、今回の受賞者を含めて95人が受賞しており、当
 館では初の受賞で、地方博物館の研究者(受賞当時)では5人目となります。
  ・学術賞の対象者(日本古生物学会賞表彰規則第3条)
    優れた研究成果をあげ、古生物学の進歩に寄与し、将来の発展が期待され
   る者

○佐野主任研究員の受賞理由(日本古生物学会による)
  温室地球期にあたる中生代中期〜後期の礁性生物の研究は、当時の地球環境や
 生物進化を考える上で非常に重要である。従来日本では、サンゴや石灰藻等につ
 いて研究が行われてきたが、当時の代表的な礁性生物であった厚歯二枚貝類の研
 究はほとんど行われてこなかった。
  佐野主任研究員は、この厚歯二枚貝類の研究を一貫して行い、日本での厚歯二
 枚貝類の多様性の把握、太平洋地域の古生物地理、さらには海外の時空分布デー
 タを合わせることにより、各厚歯二枚貝グループの消長と変遷を議論し、温室地
 球期の礁性生物の進化と生物地理に関して大きな貢献を行ってきた。

 ○日本古生物学会について(日本古生物学会のホームページから)
  ・会  長  前田 晴良(九州大学総合研究博物館教授)
  ・設  立  1935年(昭和10年)
  ・目  的  古生物学及びこれに関係ある諸科学の進歩及び普及を計る
  ・会 員 数  約1,000名
  ・活動内容  年会・総会・例会の開催、学会誌の発行など
         ホームページ http://www.palaeo-soc-japan.jp/index.html

 ○日本古生物学会2016年年会(福井)
  ・開催期間  平成28年6月24日(金)から26日(日)まで
  ・開催場所  福井県立大学
  ・内  容  シンポジウム、総会、特別講演、一般講演、恐竜博物館見学等
印刷用 印刷用ページ 連絡先
福井県立恐竜博物館
担当者: 渡辺、佐野
電話: 0779-88-0001
メール: info@dinosaur.pref.fukui.jp
紹介: http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
記事ID: d6MCe014648362074H

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