官を卑しくして遠地に流す意の「左遷」は、史記や漢書に見えている。当然、この場合に、左の語に強いマイナスイメージが帯有するのは避けられない。他方、右の字は、強宗右姓などと、強宗と結合して立ち現れ、この場合、右姓は「貴い家柄。勢力ある家柄。」の意で用いられる。明らかに秦漢時期には、右が左に対して、高くて強い優位な立ち位置を占めている。これが随唐時期にはどうなるのか、考えてみようという のである。
備考 ●日時:平成29年9月9日(土)13:30〜15:00|●会場:放送大学福井学習センター講義室1(アオッサ7階)|●講師名・所属・職名:山根清志氏(放送大学福井学習センター客員教員、福井大学教育学部特命教授)|●定員:50名(先着)|●参加費:無料|●申込方法:放送大学福井学習センター窓口または電話でお申し込みください。
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